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2015年1月 4日 (日)

五嶋みどり

数か月前、この方のドキュメントテレビを知人から勧められ、

見たのだがなかなか感想が書けなかった。

遅れて、ここに書くことにします。

幼少から世界に認められる天才バイオリニスト。

20歳代に拒食症など心身症的症状が現れ、

克服し、現在は日米をまたにかけ大学教授として

ヴァイオリンを教えてらっしゃる。

ここでのポイントは、

なぜ心身症になったかのか、ということだと思うのだが、

そこのところはこのドキュメントではサラッと流していて、

それよりも、ご自身のバイオリニストとしての更なる

追及だけでなく、身障者による音楽公演のサポートなど、

バイオリンなど音楽を特権階級のものではなく、

もっと普遍的で人間のエネルギーの表現とでもいう、より大きな枠で

捉えようとしているように思えた。

おそらく自分の心の器以上の才能に翻弄されたが故に、

すり減らした自分を取り戻すために、

悲鳴を上げていた本来の自分が心身症状を発症した。

そして、改めて音楽とは違う分野の大学などで勉強し、

音楽づくめだった本来の10代の自分を取り戻し、

そして、自分にとっての音楽、、バイオリンという位置づけを

理解した。


ある種、変容した彼女は人間的にも成長し、音楽に対する

考え方も変わったのだろう。

きっと、幅広い音楽観をもたれたに違いない。


ここでは、10代での家族の関係性や、彼女の本来の性質などは

考慮に入れていないので憶測に過ぎないが、

番組内での彼女の立居振舞でなんとなく想像ができる。

これは、人が成長し、気づきを得るプロセスと同じだ。

ある種彼女は悟ったのだ。

だから、彼女は伝統的コンサートホールでの身障者公演という前代未聞の

イベントを敢行した。

人の成長のプロセスとは普遍的に同様なものなのだ。


世間的に有名な幼少期からの天才たちは、

10年後大人になり、大体精神的に破たんしている人が多いという。


天才と言えども、まさに心の成長のプロセスは同じということだ。


話は戻り、五嶋みどりという人は、

番組でも言っていたが、まさにバイオリンを通しての求道者なのだと思った。


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