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2011年11月17日 (木)

統合失調症

先週の日曜日の夜のテレビにゲストとして玉置浩二(安全地帯)がゲストに

出ていた。

一連のテレビでの騒動で、世間の印象も悪いようだし、

僕自身もそうだった。

昔の「ワインレッドの心」などの懐かしい曲を思い出して、

Youtubeで検索したところ、当然ながら沢山の動画と音源が

投稿されていた。


何気なく一発目に「メロディー」という楽曲をクリックしたところ、


">


あまりにもの歌唱力に聞き入ってしまった。

そして不覚にも涙腺が、、(僕にとって、そうそう無いことだ。)

こんな良い曲を作れて、演奏出来て、歌える人が、

なぜ、あんな奇行とも思えることをしてしまうのだろうか。。

また、テレビの偏った報道のなせるワザかと思ったが、

少しググってみると、どうも統合失調症で苦しんでらっしゃる(た?)という

ではないか。。


その統合失調症を、

Wikipediaで調べてみると、器質的なものから、心理社会的要因に至るまで

原因は様々で、それぞれの要因が多重に折り重なりさまざまな病的な表現を

してしまうらしいのだ。とてもわかりづらい。


興味深いのは、心理社会的要因として、母親からのダブルバインドを

強いられる環境も考えられるということだ。

ダブルバインド的環境とは

たとえば、やさしい母親が自分のところに呼び寄せた途端突き倒すというような、、

子供としては非常に思考が混乱してしまう環境のこと。

しかし、そういう矛盾を強いられる環境にいても、それをバネに強化される人もいれば、

それに耐えられず傷ついてしまう繊細な人もいるということなのだ。


つまり、玉置浩二というひとは、とてつもなく繊細で、とろけるほどやさしい、、

間違いなく、歌に滲み出ている。

しかし、反面、180°違う表現をする時もあったと聞く。(某女優に対する暴力の話しなど。)


まさに、そういうことだったのだろう。

おそらく自分を統制出来ず、苦しかったに違いない。


合気道の稽古においても、先ほどのダブルバインド下におかれた子供のように

思考の混乱を起こす場面が多々存在する。


一番最初に一元塾で成田先生に教えてもらった時のことを思い出す。

触った途端に、いや触る前から崩される現象について、質問をしたときに、


”腰を廻せ”ば出来るとおっしゃった。


そして、それはどう腰を回すなのか、、と問うたところ、

”想い”で回すのだ。。と再度説明された。。

そして、再三、 「受けて立って、腰が回れば、入り身の真」 とおっしゃる。

今になってみると極意の説明なのだが、、、

チンプンカンプンとはこういう時に使うのだと思うほど意味不明だった。

頭の上に沢山の????が出来ていただろう。


今までの力と角度とタイミングだけの技で通用せず、

かといって、頭が混乱した状態で、心と体がバラバラな状態でなお通用せず稽古する。


闇雲に3年の月日が経ってしまった。


成新会合気道では、座学の時間もあり少しは理解できるようになった。


それにつれてまた、この合気道の深さが尚わかってきた。

遠くに光明があるが、自分の周りはまだ真っ暗闇だ。

その小さな光にむかって、辛うじて歩いて行くしか手立てはない。

辿り着けるかどうかは、それを信じるしかない。

おそらく、合気道だけでなく、他の武道なんかも、

たくさんの人が、続けられずに辞めていく原因は、

それ自体の身体的な厳しさなんかに負けるからではなく、

そういう精神的なダブルバインド状態で、なお本質的なもの

を得られると信じることが出来ないから辞めてしまうのだ。


信じる力が必要なのだ。


根拠のない自信、これが大切なのだ。

最後はまた合気道の話になってしまったが、

玉置浩二はもっと表現者として評価されるべきだと思う。

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