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2011年8月19日 (金)

闇の夜の

  

「闇の夜の、鳴かぬ烏(カラス)の声聞けば、生まるる先の父ぞ恋しき」

大手合気道業界の師範と話す機会があった。

そしてこの歌のことを説明された。

現在成新会合気道の教えにかなり傾倒しているので、

方向性の違う教えをいただいたら顔に出るかもしれないと

多少戸惑いがあったのだが、

実際聞いてみるとおっしゃる内容はそんなに違和感のある内容では

なかった。


これは、白隠禅師が作った禅公案のような歌なのだそうだ。

ググってみると、少しずつ言葉が違っていたり、作ったのは一休さんだと

書いているところもあるので、少々間違っていてもご容赦お願いしたい。

細かく読むと、


  真っ暗い闇夜で黒いので目に見えない烏の、

  またその鳴かない烏の声を聞いて、

  生まれる前の父親を恋しいと思う。


わけがわからない。

その師範はこの歌を取り上げて、

合気道を形ではなく、頭だけで解ろうとせず、目に見えないものを感じるよう

にしてやりなさいということが言いたいのだ。


昔ならそういう漠然としたことを言われても、

ありがたく、曖昧に、納得していたことでしょう。


形にない、目に見えないものとは、

こういう風な感じで、語り継がれていくのだ。

そして、聞かされるほうは感慨深く

素晴らしい教えをいただいたと思ってしまう。

それだけでは無意味だとわかっていないのだ。


必要なのは、頭では理解できない、その目に見えない

ものはどう感得していくのか。。という手がかりなのだ。


大概、武道ではそいうことは、この禅の公案のように

それは自分で会得しなさい。。となる。


そういう物を一から十まで全部教えてもらえるとは思っていない。

その方向性を指し示してもらえる何かが必要なのだ。


かといって、成新会合気道の緻密な教えも、

出来ないと同じではないかと思ってしまいがちだが、

方向性を知ってやるのと、知らないでやるのでは

全く変わってくるのだと思う。


大手合気道団体の稽古システムではそれが出来ない。

それだけはハッキリわかる。


ただ、その目に見えないものを習得することを目標にしたとたん


少ししんどくなる。


その目に見えないものとは真理だからだ。

でも、そういう真理を知りたいと思って合気道をやらなければ

無駄な時間を送るだけである。


そして段々真理を得ることは不可能ではないのかと思い始める。

なかなか辿り着かないからネガティブになってしまうのだ。


しかし、光明を得たいと思うのなら、

それが可能だと考えてやるしかない。

そしてそれが真理だと信じるしかない。


大体の人は、無意識的に出来ないと思ってやっているのだ。

最良の道は、出来ると思って、やり続けることだけなのだ。

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