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2011年6月 7日 (火)

武道の必修科目

日曜日の夜中にNHKでドキュメンタリー番組をやっていた。

内容はタイトルの通りで、あと1年くらいするとそうなるようだ。

ということは、体育とは別に武道という科目ができるということか?

私が中学、高校の時は体育の中でチョッとだけ習ったという記憶がある。

まったく、足しにならない授業だった。

今後その武道科目は、学校によって柔道、剣道、相撲の3択になるということだ。

合気道もその選択肢に入るようなことを以前聞いたような気がしたが、

そんなことはおくびにもでなかった。


どうやら7割の学校が柔道を選択するようだ。

ところが問題が浮かび上がる。あまりにも死傷事故が多い様である。

そして、ダントツに急性硬膜外血腫だそうだ。


生徒同士が受身の取れない状況で頭でも打つからなのかと思ったが、

指導者がフラフラの生徒を勢いよく投げてそうなったケースもあるそうだ。

また頭を打たなくても、受身による体への衝撃だけでもなるということで、

要するに、頭を振られることにより、脳と硬膜を連絡する静脈の断裂によって生じるのだそうだ。

明らかに、稽古システムと指導者の問題である。

稽古システムとしては、やはり競技を前提としているため、

プロセスよりも結果オーライの技の探求方法。

その技を教えるときに、身体能力が高い子供が無意識的に上手に技を使うことを良しとし、

そのプロセスを味あわせる教え方をしていないという問題。


指導者としては、武道としての柔道を教える力量が足りていないという問題。


こんな状況で武道必修を進めてもいいのでしょうか。


番組では柔道教育先進国のフランスの例を紹介していた。

柔道人口は日本の3倍、指導者資格は国家資格、その資格カリキュラムには医療内容も入っているそうだ。

素晴らしいことには違いないが、武道としての哲学を教えているのだろうか。。

それがちゃんとカリキュラムに組み込まれていなければ、もの足らない。

というより、意味がない。


教育を前提とした武道としては、試合形式のない合気道のほうが向いているような気がするのは私だけでしょうか。。


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合気道」カテゴリの記事

コメント

はじめまして 合気道も教えることは可能だそうです。3つの武道の代用としてですが
私はこの武道の筆数科目化に対して懐疑的です。
安部内閣時代にごり押しに近いような状態で武道の必修化が決まり
教育の現場に何故「武道」が必修科目として必要なのか
武道でなければ教えられないものは何なのか明確な答えは出ていないようです。
おおくの識者が仰ることは何も武道でなくてもスポーツや道徳の時間で代用できるものばかりです。
教育の現場は人材面、備品調達面の不備や準備不足のため混乱状態です。
これで本当に武道の授業が子供達のためになるのか、武道らしきものを決められた時間数だけ
やればそれでよいのかとても疑問に思います。

そんななかである合気道人のブログを目にしました。
その方は武道の技術的な事を教えるより武道をするうえでの心のあり方を
抽象的でなく具体性のある使えるレベルで論を展開されています。
武道を教えるのに道場はいらぬ、怪我など皆無で教えることが可能だと論破されています。
とても興味深い考えを提示されていたので参考にして貰えたらと思います。

「野中日文の垂直思考」

http://nonaka.kuroki.mods.jp/

次郎様

ご教授感謝いたします。

ご紹介いただいたHPジックリ読んでみます。


今の教育システムに武道というシステム(考え方)を組み込むのは

相当骨が折れる作業だと思います。


上層の方は簡単に考えてらっしゃるみたいですが。


コメント、ありがとうございました。

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