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2011年3月18日 (金)

トラウマ

トラウマ(trauma):心的外傷、、、

最初聞いた時は、虎?馬?? 干支のことかと思いました。

調べてみると、元々はギリシャ語でフロイトが心的外傷として使い始めたとのこと。

そのトラウマの後に起こる精神疾患をPTSD(Post -traumatic stress disorder)というとのこと。

クラニオセイクラル・バイオダイナミクスはこのPTSDのケアのためにも施術を行うと

聞いたことがあります。

実際、勉強していく中にトラウマを取り扱うところが出てきます。

ただ,、僕はこのクラニオセイクラル・バイオダイナミクスだけでそのトラウマやPTSDが

完全に治るなんて思ってません。

クラニオセイクラル・バイオダイナミクスでは、そういうトラウマなどの起こる考え方や

それができるプロセスなどを教わります。

当然、その考え方やプロセスに沿った解消するテクニックも教わります。

でも、基本はそのトラウマタイズされている本人の生命力が治すのであり、

我々はただ援助をするだけであるということを強調して言われます。

トラウマの原因は様々で、バース(生まれる時の)トラウマのようなものから、

暴力、性的虐待、いじめ、DV、事故、戦争、自然災害など、トラウマの無い

人は実は一人もいないといっていいと教えられます。人によってはトラウマをベースに人格

(エゴ)を作り上げている人もいるということです。要するに、トラウマを否定することは自分

を否定されるような感覚になる人もいるということです。トラウマが原因で不具合がでてい

るのに、トラウマを大切に思っている。。結構そういう人は多い。。

いかに自分(エゴ)を客観的にみることが難しいか。いかに自分に目を背けているか。

クラニオセイクラル・バイオダイナミクスは、施術をしながらダイアログ(会話)で自分に目

を背けないように内観を促していきます。ひょっとしたら、施術されている人は自分のある

内面を直視したくないかもしれない、それには非常に悲しみや痛みが伴うかもしれない。

でも、”今ここで”その悲しみや痛みなどを受け入れてみる。

クラニオセイクラル・バイオダイナミクスはそれを促す施術です。

いや、それだけの施術かもしれません。

でも不思議なことに今までの苦しみが消散していくのです。

そして、それを本人が理解し、消散するようにプロセスしていく。


今回の東日本巨大震災でのテレビ放映のなかで、

一週間たって、行方不明となった女性を探し続けている家族がいた。

見つかるまでは、助かっていてほしいという希望と、どうせ亡くなっているという絶望の

狭間にゆれて心も表情も不安に苛まれている。

執念でその女性の乗っていたモスグリーンの車を見つけ、

それは触ることもできないひどい状態の車内だった。

警察、消防隊に連絡をいれ遺体確認がされるまでは不安のピークとなる。

そして遺体が取り出され、直視して初めてそれが既に屍であると認識し、諦めがつく。

しばらくは家族の体の震えが止まらない。涙も止まらない。号泣する声が響き渡る。

現実を受け入れる作業を体がしている。

この作業をしておかないとトラウマとして残ってしまうのだ。

しばらくして、家族は”今ここ”で起こっている現実を受け止め、覚悟する。

毅然とした態度で遺体と一緒に車に乗り込み、ある施設へ発進していった。


とてもクラニオセイクラル・バイオダイナミクスに似ているプロセスです。


東日本巨大地震で被災された方々、心よりお見舞い申し上げます。


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